鬱になった秘書のブログ

秘書@鬱療養中

精神科での入院生活② 事件?

基本的な1日の流れとしては、他の科とそれほど変わりません。

6時起床。7時朝食。検温と血圧の測定。
12時昼食。
日によって決められた時間内に入浴。
18時夕食。検温、血圧の測定。
21時就寝。

開放病棟の患者は、申告すれば、病院食を止めたり、敷地外に外出も出来ます。先生の許可が下りれば、外泊も出来ました。

1日の中で、担当の先生と面談します。この頻度は病院によってかなり異なるようです。私の担当医は毎日、様子を見に来てくれました。(面談は週に一度の病院もあるようです)

強迫性障害もあると診断され、そのためのトレーニングもしました。
強迫性障害とは、簡単に言えば潔癖症のようなもので、物の方向や数字、触るもの、落ちているもの等を病的に気にする場合に診断されます。薬で症状を和らげることも出来ます。
普通の人には考えられないような簡単な事でも、どうしても気になって落ち着かないのが強迫性障害です。

その他、長い空き時間には本を読んだり、院内のカフェやコンビニや図書館に行ったりして過ごしていました。


無事に病院で(残念な)クリスマスや年越しを過ごし、退院まであと数週間、といったときのこと。

ある朝、知らない男性がドアを開けて部屋に入って来ました。私のいた病室は2人部屋でしたが、もう1人の患者さんの見舞客でも無さそうです。男性はスーツ姿でしたが、派手なスカーフを垂らしており、少しその道の方に見えました。

男性は奥の私の方まで来た後、一度引き返して出て行きました。見舞客が病室を間違えられたのかな、と思いました。
ところが、その人はすぐに、もう一度入って来ました。そして奥まで来て、何か話し掛けながら私のいるベッドの上に座りました。気にせんでいいよ、とか言っています。
ナースコールを見ました。が、枕元にあり遠い。

私はその人の横をすり抜け、走って病室を飛び出しました。隣の部屋に看護師が見え、その病室に飛び込んで知らない人がいる、と説明しました。
恐くて驚いて、ボロボロと涙が出ていました。

たったこれだけの事ですが、大げさなようですが、これは無防備な状態の女性にとっては恐怖です。

見舞客は、指定の時間内でナースステーションで手続きをしないと病棟に入ることはできません。(精神科の患者も、病棟外に出る時には申告が必要です)
病院によっては、出入口はナースステーションから常に見える場所にあり、出入りを厳しく監視しています。(特に精神科は)

ところが私の入院していた病院では、ナースステーションは基本的にドアが閉まっており、何か用がある時にはノックをして開けてもらう仕組みでした。見舞客も同じです。
ナースステーションに窓はありますが、職員は皆、常に忙しく働いています。

開放病棟の出入口は、日中は開放されています。ですから、外部の人間が入って来ても、分からない状態でした。

この経緯は、思ったよりも大きく広がりました…すぐに病棟から病院内の看護師長やら監視室に共有され、念のため警察にも連絡を入れたそうです。男性は、元々閉鎖病棟の患者だった事がわかりました。(どんな患者だったんだ)

その後、色々な方が病室に来られ、謝罪もされました…が、皆さん本当に常に忙しくされているので、何ともいえず。ただ、人の出入りの激しい総合病院ではときに、こんな事もありうるようです。