鬱になった秘書のブログ

秘書@鬱療養中

鬱になった秘書の話②

仕事というものは何でもそうかもしれませんが、秘書というのは、特に緊張感のある仕事だと思います。

扱うものは重要な機密書類やファイル、日頃対応する方は社内でも役員クラス、お客様は経済誌に載っているこれまた役員クラスや社長、教授…

また、色々な事を同時進行しなければいけません。

いつ聞かれても答えられるよう、社長のスケジュール以外にも役員の大まかなスケジュールや、役員車の把握をしつつ、

社内外とのメールのやり取り、日々の新聞確認、関係誌確認、会議の招集通知や議事録作成、招集、会議室設置、予算管理、社長関連の領収書・稟議書・送付物業務、

電話対応(下っ端なので鳴ったら即取る)、来客対応(アポ無しもあり)、

もちろん社長に呼ばれたらすぐ行く、

この合間にお茶出しや社長室の片付け(すぐ散らかる)、名刺の整理、お土産を頂いたら配る、

社長が忘れ物をすれば取りに行く(本当に忘れ物の多い方でした)、電話をしていれば作業しながら聞き耳をたてる(その後のスケジュールに関わるため)、飛行機やホテル、飲食店、ゴルフ、手土産の手配…

(ただ、私のいる会社は地方都市なので、手土産に困る事はあまりありません。この都市産で、ある程度良いお値段のものとなると、買える店が予め限られているからです)

他人の目が気になる事もあります。

他の部署から見ると、秘書の仕事といえば「社長のスケジュール管理」で、さほど忙しくないように思われているかもしれません。

また、ホテルのサイトを見たり、スマホを見たり(社長は何故か会社の電話でなく私のLINEに連絡を入れる)しているので、さぼっているように見えるかもしれません。

デパートへ行ったり、お土産を頂くことも多いので、おいしい仕事と思われているかもしれません。

また、見たくないものを見聞きする事も多くあります。

敵対している役員からの嫌味や、電話での部下に対する話、接待の多さやその価格、自分とはかけ離れた役員の給与、にも関わらず寄付金の少なさ、どうでも良いような事で呼ばれたり、連絡が来たり…

(今はどうやら、悪いところにばかり目が行きます…)

結局は「鈍感力」が大事、と、ある秘書のブログで拝見した事があります。全くその通りだと思います。

私も、以前は受け流す事が出来ていました。20代前半で勤めていた前の会社では、上司に手を繋がれたり、足を触られた事もありましたが、それらもスルー出来ていました。

でも、今の会社に入り、ある時期から、社長からの毎日休日関係ない、朝晩の連絡が鬱陶しく感じるようになりました。LINEを返さずにいると、ショートメッセージで、LINEを確認するよう連絡が入るのです。

退院後、業務に戻ったものの再発し、自宅療養となりました。長らく仕事が出来ない状態が続いています。社長からの連絡は、上司から許可を頂き、全てブロックしました。早くそうすれば良かった… でも仕事だと思って対応していた。今も思っている。葛藤が続いている。

でも、他人がもし同じような状態なら、そんな連絡即無視していいよ、と言うと思う。

私は言いたい。まだ自分が「君の為を思って良い事をしている」と思っている社長に。

お前が鬱の原因の一つだ。